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ぷちサンプルに夢中になった日々

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いつもご覧になって下さっている方、本当にありがとうございます。
そして、初めてここに来ました。という方も、ありがとうございます。

100記事を超えたので、今日は、リーメントとの出会い、ぷちサンプルへの思いを書いてみたいと思います。過去、走り書きしたメモをまとめたもので、思い出しながら書いていますが、こんな人もいるんだなあ。という感じでお読みいただければ幸いです。

★やるよ

十数年前のある日、大きな大きなダンボールが2つ届いた。年の離れた姉からだった。
箱には、小さなものがぎっしり。この世に、こんなにかわいいものがあるなんて。
小さなものたちの一番上にあったメモには「やるよ」と書かれていた。
「やるよ」は私や姉の名前ではなく、おまえにやるよという意味だ。

姉が初めて小さな和食を手にした時、あまりに嬉しくて、リーメント社に「次の発売は?和食もいいけど洋食もほしい。」と、直接お願いしたほどの熱の入れようだったという。
その後、本当にファミレスが出て、小さな声に、きちんと耳を傾けてくれた好感度120%の会社は、ますます発展していく。

リーメントメガハウスに夢中

ぷちサンプルが、リーメントだけでなく、メガハウスからも出ていることを知り、
甲乙つけがたいかわいさに夢中。リーメントが、あらゆる方向から心をくすぐってくるのに対し、メガハウスは、デパ屋のおもいで、学校のおもいで、縁日のおもいで。と、昭和シリーズで心を揺さぶってくる。
当時、双方から、くすぐられたり揺さぶられたりして、とろけた人は多いと思う。

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★あの頃みんな小学生の作文

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★未開封のままで

集めているうち、なかなか買えなかったものがある。探しに探して、見つけた時は、
2500円だったものが10000円。
10000円出せば、発売中の物が4つ買えるとわかっていても、見るとどうしてもほしくなった。
そうして、開けるのがもったいない未開封の箱は、うやうやしく飾られていくのだった。

★海千山千リーメント

リーメントの商品は、1ヶ月に3~4種類発売されるから、どれを選ぶか大変に悩ましい。
キャラクターものはやめておこう。と、思っても、
ドラえもんスヌーピーカピバラさん・・・。と、次々と出てくる。
キティちゃん、リラックマに至っては、もう数えきれない。
とにかく、パッケージだけでかわいいものだから、心がクニャっとなるのだ。

たっぷりさん、ピッカリさん、クックさん。商品名にもやられた。
リーメントの営業戦略ってどうなっているのだろう。
初々しかった元彼が、海千山千のやり手社長になって帰ってきた。そんな感じだ。

★収集の収拾

大箱は高いから単品で買う!と決めた。
新商品ラインナップ画像を見て、「1はほしい。2はいらない。3はいる…。4は.....」。
つぶやいていたら家族に気持ち悪がられた。

でも、単品3個で送料入れて2500円・・・。大箱買うのと大差なくて、野望が10分で砕ける。
仮に、1ヶ月に3箱購入したとする。1年で36箱になる。事実、過去数年分のリーメントが、いくつものダンボールに収まっており、部屋を圧迫していた。

本能のままに購入ボタンを押してたら、お小遣いがいくらあってもたりない。
いや、そもそも、お小遣いなんて枠があったのか。
たっぷりさんやピッカリさんを買うために、食費や雑費さんに迷惑をかけてたのは誰だ!?
・・・わたしだ・・・( ̄⊥ ̄)

~引き出しを あけたら そこにはリーメント

折りたたんで保管していた大箱(空箱)も、どんどん増えていく。
ぷちサイズの物も、数が増えれば、それなりに場所をとり、昨日まで靴下を収納していた引き出しが、ある日を境に、ぷち専用になった。

★大箱捨てられない症候群

いつか使うかも?な紙袋はなんとなく集めてしまうけど、
大箱収集はそれとは違うんだな(´・∀・)

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ミニチュアのための部屋がほしいなんて言ったら、家族に白い目で見られそう。
近所の「コンテナ月8000円」に、ぷちを保管できないかな?いや、そんなお金ないし。
どれも手元におきたいな。考えている間にミニチュアの山はさらに大きくなっていく。

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★ミニチュアと少しずつサヨナラ

そんな時、病気になった。一万人に一人の確率らしい。
なぜ、シークレットや宝くじには当たらないのに、こういうものに当たるのだ。

かわいいものを見続けてきた身には、リアルな医療機器が超怖い。
入院生活の、起きて食べて検査して食べて寝るという、一見楽そうなルーティーンがしんどい。
シビアな状況にもかかわらず、四角い窓の向こうに浮かぶ雲がパフェに見える。
こんな時までミニチュアのことを考えてる自分が不思議すぎて、もう泣きたい。

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看護師さんAが、少し歩いたら?と院内探検をすすめてくるので、点滴ボーとお出かけ。
誰もいない休憩コーナーで、ドラえもんクレヨンしんちゃんを読んだ。
棚には、レアなドラえもんのフィギュアも置いてある。

「それは〇〇先生の。」と、看護師さんBが言う。
ドラえもんとシンちゃんを愛読する医者に手術されるの、ちょっと怖い。
それに先生、こんなレア、こんなとこに置いといていいのかね?

その夜、面会に来た家族に、自宅の引き出しの、
「上からの3段目、右から2列目、前から3箱目のフィギュア」と「下から2段目の右端のミニチュア」と「パンダパペット」を持ってくるよう指示を出す。

家族は必死でメモっていたが、フィギュアが言われた通りの場所にあったと、
後日、尊敬とおそれのまなざしで、わたしを仰ぎ見たのは言うまでもない。

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ブルーな入院ライフに小さなお花がさいた。横を見ると好きなフィギュア。
パンダパペットは、たちまちナース界のアイドルになり、入れ代わり立ち代わり、
病室にくる看護師さんたちが、パンダに手を突っ込んでは遊んでいく。
この病院で手術されるの、やはり怖い。

ある朝、ナースセンターにあるトースターにおじぎをしているおじいさんを見た。
シュールな光景に立ち尽くしていると、おじいさんが、いきなり号泣しはじめ、
看護師さんに抱えられて戻って行った。

真夜中の廊下に、携帯を耳にあて、俺もう戻れそうもないから。と、部下らしき人に、
仕事の残務整理を頼む、経営者と思われる男性がいた。
家に帰る人、帰れない人。それぞれの人生が交錯する病棟で、生きていることの意味を思う。

トイストーリー

小さなものが愛おしかった。疲れていた時はなおさらで、眺めるだけで癒える傷もある。
ただ、ずっと一緒にはいられない。
ミニチュアを整理しないと、自分の人生が整理できない。そんな気がした。

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今は手放せないものだけを残して、大半を業者さんに買い取ってもらった。
誰かが大切にしてくれるなら、それはきっと、ミニチュアにとってもいいことだ。
おもちゃにとって最善を探す持ち主でいたい。トイストーリーの主人公みたいに。

★まだまだ楽しくやれるのさ

おとぎの国の食器たち「おとぎ話のなる木」のミニシート。

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★写真の話

外に出られない時はミニチュアを撮影した。
技術も機材もないから工夫のみで、柔らかな光で撮るのが一番いいと知ってからは、
夜が明けて2時間以内に撮るようにした。

太陽が昇りきってしまったり、雨の日はダメで、くもりの日も微妙。
何より一番大切だったのは、自分の気持ちだったように思う。無心で撮っている時や、体力がない日は、ミニチュアの方から、アイデアを出してくれたり、ポーズをとってくれた。
お皿の下に消しゴムを切ったものを入れて斜めにしたり、両面テープを貼ったり。
ただの消しゴムのカケラが、便利な撮影材料だったりする。

そんな風に撮った写真や、書いた文章に共感してもらえたら励みになるし、本当にうれしい。
その好意こそが原動力になるからだ。

逆のこともある。
撮り続けた写真が、ある日オークションで使われていたことを知り愕然とした。

作り手は、作品や文章ができるまでの間、いろいろな思いを秘め努力もして、時間をかけている。だから無断転載に傷つく。ふつう、人は人のものを勝手に使わない。
借りたい時は、借りていい?と意見を求めるものだ。

私は自分の写真や文章の稚拙さを知っているし、自信をもっているわけでもない。
ただ、撮る元になった出来事や想い、時間を大切にしている。
好きなものを守るために、ある時から、画像を横切るようにサインを入れるようになった。

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★見えない誰かに

静かに見えて、心が悲鳴をあげている人がいる。
いなくなりたい消えたいと、悲しみの底で時間が止まったように過ごしている人もいる。
写真の一つ、または一行の文が、その人の目にとまり、顔を上げるきっかけになって
くれたらと願う。ブログ内で、
今日一日がんばった人も、つまんなかった人も、小さなもので癒されますように。
と書くことがある。テレ隠しのようでいて、実はこれが一番の言いたいことだった。

★さいごに

まだまだ残るミニチュアの山。
リーメントの絶版品はプレミア価格になり、もう一度見たい。
と思っても、高価すぎて買えなくなった。無理をせず、手が届く範囲で楽しむ。
その気持ちに到達するまで、かなりの時間を要したと思う。

時々、最後に残すものはどれか考える。もし、それがメガハウスの商品だったら、
冒頭で持ち上げたリーメントさんの立場がなくなり、なんだか申し訳ない。
それでもミニチュアはミニチュア。どこの製品にもそれぞれ味があり、長い間支え続けてくれた。
ありがとうの一言に尽きる。

 

お読みいただき、ありがとうございます。

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